株式会社フクシマ化学様
1966創業、美濃加茂に拠点を置く樹脂成型メーカー「株式会社フクシマ化学」様。
本社移転と工場増築に伴い、社屋と工場における水道・空調工事の施工をご依頼いただきました。
施工内容 社屋施工・工場増設
とにかくお客様第一の姿勢。
地域で愛される理由が分かりました。
対談
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株式会社フクシマ化学
代表取締役社長 福島康貴氏 -
株式会社和泉
工事担当 長尾友文
トイレの間隔までアドバイスいただいたことに驚きました
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フクシマ化学
まず驚いたのが、新社屋の男性用トイレの設置間隔までアドバイスをいただいたことでした。一般的には、設計士さんの仕事だと思うのですが、そのご提案にはどんな背景があったのでしょうか?
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和泉
図面は機能的に問題なく使用していただけるようになっているのですが、現場での施工が始まると、「こうした方がお客様の求める満足につながるかもしれない」と思う部分も出てきます。そんな時は、実際の現場を見たり、お客様と打合せを重ねながら、「本当の快適」を追求した提案をしたいと思っています。たとえ制約がある中でも、「施設の使用目的を考えると、少し圧迫感があるかもしれないので、配管の位置を調整しよう」など、できる工夫を常に模索するようにしています。
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フクシマ化学
確かに私たちは、図面だけを見ても出来上がりをリアルに想像することは難しいですからね。
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和泉
私たちは、単に図面上で配管をどう配置するかだけではなく、お客様が求めている快適のカタチを理解し、お客様(施主様)と設計士さんの橋渡しをする役目だと考えています。
先のことまで考えて、施工してくださったんですね!
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フクシマ化学
今回の工事では、工場の建物構造の関係で、2階の配管が見えている部分があります。その配管が通っている様子が何だかアートのようで、見ていて飽きないスポットなんですよね。結構気に入ってます。
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和泉
ありがとうございます(笑)。
配管が見えてしまう部分も、できるだけ美しく見えるように配慮しています。もともと私たちの仕事は、壁の中や床、地面の下に隠れてしまいますが、その際も電気やガスなど他の設備を邪魔しないように、配管の組み方にも工夫を凝らしているんです。やはり、建物は何十年もそのまま使っていただくものですので、配管に何か問題が起きたら一大事になりますから。 -
フクシマ化学
確かに、後で壁や床に穴をあけて修理するのは、かなり大がかりですよね。。。
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和泉
何十年も使用することを考えると、今は問題がなくても、欠陥を起こす要因になる場合もあります。私たちは「今がよければいい」という施工は絶対にしないという信念をもち、社員にも徹底して教育しています。それは、地元で長く仕事をさせていただいている企業として、とても重要なことだと考えています。
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フクシマ化学
なるほど! それはまさに、依頼主(施主)には分からないところですが、それを聞くと、あらためて和泉さんに頼んでよかったと思います。
対応の速さ、水回りすべてを守る姿勢に感謝しています。
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フクシマ化学
昔から設置されていた配管に問題が起きた時も、すぐに駆け付けてくれましたよね。和泉さんに施工してもらった場所以外でも、水回り全般の相談窓口になっていただいていることに、感謝しています。
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和泉
実は、それが美濃加茂市を中心に事業展開をしている理由の一つなんです。
水回りは、とにかくすぐに駆け付けることが大切。特に企業様にとっては、配管のトラブルで工場の機械停止などが発生し、生産がストップしてしまうようなことがあると、大きな損失につながってしまいます。
まずは、迅速に対処療法をすること。そして、なぜその問題が起きたのかを考え、根本的な解決をすることを、社員1人1人が心がけています。配管は見えないものですが、壁や床の内側を想像しながら問題を探ることが、プロの役目だと思っています。
社員1人1人の人柄も、和泉さんの魅力ですよね
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フクシマ化学
普段も、まちの中でよく和泉さんの社員に出会うことがありますが、皆さん本当に穏やかな人たちばかりですね。車の運転も丁寧だなと感じますが、なにか社員教育とかをされているんですか?
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和泉
特別な教育はしていないんですが、地域のあちこちにお客様がいますので、地域に対する感謝の気持ちというのは根付いていると思います。「和泉さんには相談しやすい」と感じてもらえることが、私たちの仕事のスタートだと考えているんです。その気持ちが人柄として出ているのであれば、とても嬉しいですね。
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フクシマ化学
「お客さんを思う気持ち」が自然と態度や行動に表れているということですね。それは、打合せのやりとりや施工からだけではなくて、人柄や企業文化からも、とても伝わってきます。だからこそ、地域に愛される企業になっていくんですね。今日は、あらためて和泉さんの魅力を感じたように思います。 ありがとうございました。
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和泉
こちらこそ、ありがとうございました。今後も、何かお困りごとがあれば、何でもご相談ください。